「え…おかしい」19歳が衝撃弾 ざわつく球界…「これで入るの普通にバケモン」

明徳義塾高から2023年ドラフト5位で入団
■ロッテ ー ヤクルト(13日・ZOZOマリン)
衝撃の一発に幕張が揺れた。ロッテの寺地隆成捕手は13日、ZOZOマリンで行われたヤクルト戦で今季4号ソロを放った。片手一本で振り払ったようなスイングだったがスタンドイン。「え……おかしい」「物理法則に反してる」「まだ19だよね」とどよめきが広がっている。
「2番・DH」で先発した寺地は3-1で迎えた4回、2死走者なしの場面でカウント2-1から奥川恭伸投手が投じたスライダーにバットを合わせた。体勢を少し崩され、右手だけで捉えたように見える形だったが、打球は高い弧を描いてロッテファンが待つ右翼席に着弾。寺地はダイヤモンドを回りながらガッツポーズを見せた。
DAZN公式X(旧ツイッター)が「天才的な対応力」として映像を投稿するなど、高卒2年目の一発に衝撃が止まらない。「片手でラグーンじゃなくて放り込むって……末恐ろしい」「球界の宝」「これで入るの普通にバケモン」「寺地はロッテの希望」「これライトスタンドに持っていくのヤバすぎでしょ」「天賦の才能。惚れ惚れする」「毎度片手でスタンドインさせてんのイカれてて笑う」「ガチ天才すぎて震える」とファンも口ポカン状態だ。
明徳義塾高から2023年ドラフト5位で入団した19歳。昨年はリーグ2位の打率.290を記録し、10月には1軍デビューを飾って初打席で逆方向の左翼フェンスに直撃する二塁打を放ってみせた。今季は開幕1軍を勝ち取り、試合前の時点で40試合出場で打率.276、OPS.718と非凡な才能を発揮している。今後の活躍も楽しみで仕方がない。