阪神が泥沼の7連敗、ワーストは暗黒期の「12」 才木が7回に逆転許す、佐藤輝が4三振

ロッテに逆転負け
■ロッテ 3ー1 阪神(17日・甲子園)
阪神は17日、本拠地・甲子園球場で行われたロッテ戦に1-3で逆転負け。これで泥沼の今季7連敗となった。本拠地の声援を受けても、悪い流れを止められず、藤川球児監督も渋い表情だった。球団ワースト記録は1998年と1999年にそれぞれ記録した12連敗。
3回に中野の適時打で先制するも、先発の才木がリードを守れず。6回まで2安打の好投を見せていたが。7回に先頭から連打を浴びるなど2死二、三塁のピンチを招くと、代打・角中の打球が腰付近に直撃する不運な内野安打で同点とされた。さらに続く藤原に左前へ2点適時打を浴び、勝ち越された。
打線も主砲の佐藤輝が4打席連続三振を喫するなど、パ・リーグ最下位のロッテから11三振を奪われた。連敗中は1試合平均2得点と苦戦している。
3日から始まった交流戦では、セ・リーグ首位で迎えた阪神。日本ハム、オリックスとの2カードを5勝1敗で最高の滑り出しを切った。しかし、西武戦で歯車が狂い始める。10日は2-0とリードしながら、8回に桐敷が崩れて2-4で敗戦。11日も2-0で9回に突入したが、湯浅が3失点サヨナラ負けとなった。
西武戦は3連敗を喫し、楽天との3連戦でも初戦を落とすと、14日は雨天の中での5時間10分に及ぶ消耗戦で延長10回の末にサヨナラ負け。15日も延長12回に2-3でサヨナラ負けを喫し、長いトンネルから脱出できない。
(Full-Count編集部)