阪神・大竹耕太郎が緊急降板 古巣相手に5回まで無失点投球も…甲子園は騒然

5回までは無失点投球
■阪神 ー ソフトバンク(21日・甲子園)
阪神の大竹耕太郎投手が21日、ソフトバンク戦(甲子園)で緊急降板となった。6回もマウンドに立ち、2球を投げたところで異変を訴えて、治療のためにベンチへと下がり、そのまま降板となった。藤川球児監督は2番手・桐敷拓馬投手への交代を告げた。
大竹は3回を終えた時点で安打を許さない完璧な立ち上がり。4回には失策とヒットで2人の走者を背負ったが中村晃外野手を左飛、栗原陵矢内野手を遊ゴロに仕留めていた。グラウンド整備を挟んだ6回も続投。代打・川瀬晃内野手に対して2球を投じたところで、異変を訴えた。マウンドでは左手の指を伸ばすような仕草を繰り返していた。
大竹は2017年のドラフト会議で育成4位指名を受けてソフトバンクに入団。2023年オフに行われた現役ドラフトで阪神に移籍し、古巣相手に好投を披露していた。