来日最短KOのバウアー憮然「不運があった」 質問に“反発”…2度繰り返した「What?」

来日最短1回0/3を同ワーストタイ7失点で6敗目を喫した
■ロッテ 10ー9 DeNA(22日・横浜)
DeNAのトレバー・バウアー投手は22日、横浜スタジアムで行われたロッテ戦に先発し、来日最短となる1回1/3を同ワーストタイ7失点KOで6敗目を喫した。試合後は「不運があり、打たせてとるところがヒットになったり、そういうゲームだったと思います」と振り返った。
初回、先頭の藤原こそ中飛に打ち取ったが、コースヒットとポテンヒットでピンチを招き山本に先制3ランを浴びるなど、打者9人の猛攻を受けいきなり5点を失った。味方打線がすぐに3点を返したが、2回には無死から四球と2連打。たまらず三浦監督は投手交代を告げた。
不運はあったもののその後粘れなかったことが課題か――。そう聞かれた右腕は「What?」と繰り返し、両手を開いた。「その質問は納得がいかない。自分の中では粘り強く投げていたつもり。ほとんどが弱い当たりで、打球速度63マイル(約101キロ)くらいのものがヒットになってしまったり。例えばティー打撃でも9回のうち8回ヒットになるのは起きないことだけど、それが今日起きた。そういう中で今の質問は受け入れがたい」と憮然とした表情を見せた。
これで自身3連敗。中4日などフル回転は続くが、防御率3.88にとどまっている。それでも練習方法や調整方法について「特に何かを変える必要は感じない。しっかり投げたいところに投げられていたし、自分の思うようなピッチングはできていたはずなので」と“不変”を強調した。
(町田利衣 / Rie Machida)