低迷球団に差し込んだ“希望の象徴” 18歳ルーキーの特大弾に衝撃と感動「高卒1年目で…」

ヤクルトのモイセエフ・ニキータ【写真提供:産経新聞社】
ヤクルトのモイセエフ・ニキータ【写真提供:産経新聞社】

モイセエフが2軍戦で3号弾を放った

 18歳がプロの世界で存在感を見せ始めた。ヤクルトのドラフト2位ルーキー、モイセエフ・ニキータ外野手が24日に行われたイースタン・リーグの日本ハム戦に途中出場し、同点となる今季第3号ソロを右翼スタンドへ叩き込んだ。「何もかもがヤバい。高卒1年目で……」などと期待の声が寄せられている。

 1点を追う5回、先頭打者として迎えた第1打席。内角高めの球を豪快に振り抜くと、高々と舞い上がった打球は右翼席後方に設置された高いネットまで届く特大アーチに。ダイヤモンドを一周する間、18歳は満面の笑みを見せた。

 モイセエフは愛知・豊川高の主砲として活躍し、昨春の選抜高校野球では“飛ばない金属バット”で大会第1号を放ち注目を集めた逸材。昨秋のドラフトでヤクルトから2位指名を受けてプロ入りした。

 ここまではファームで打率.143、8打点と苦しんでいるが、本塁打はこれで3本目。まだ粗さはあるものの、持ち味の長打力で確かなアピールを続けている。チームは村上宗隆内野手や山田哲人内野手の離脱もあり最下位に低迷する中、将来を見据えた戦力として、モイセエフへの期待は日に日に高まっている。

 存在感を発揮した逸材の一打に、SNSでは「スイングがエグい!! 将来有望株だね!!」「インハイをあそこまで」「めちゃくちゃえぐい打球やんけ!」「1軍で見られる日が楽しみだ」「山田村上の穴を埋めてくれ」「それはもう村上宗隆なんよ」「希望の光」と喜びの声が集まった。プロの世界に飛び込んだばかりの18歳が、初の1軍昇格へ猛アピールを続けている。

【実際の映像】「めちゃくちゃえぐい打球やんけ!」 ドラ2モイセエフが放った特大弾

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