ドリスが6年ぶり阪神復帰 NPB通算96セーブ…37歳剛腕「私のファミリー」、両球団発表

阪神に復帰したラファエル・ドリス【写真:荒川祐史】
阪神に復帰したラファエル・ドリス【写真:荒川祐史】

四国ILの高知がSNSで発表…ドリスは2016年から4年間阪神でプレーした

 四国ILの高知のラファエル・ドリス投手が22日、古巣の阪神に移籍すると発両球団が発表した。ドリスは2016年から4年間プレーしており、6年ぶりの阪神復帰となった。背番号「85」となる。

 阪神のHPにはドリスの「阪神タイガースへの入団が決まり、とても嬉しいです。タイガースは私のファミリーであり、家に帰ってきたような気持ちです。一生懸命プレーに励み、チームの勝利に貢献して、皆さんと優勝を目指します」とコメントを掲載した。

 また、四国IL高知は公式SNSで「昨シーズンより、高知ファイティングドッグスでプレーしていた ラファエル・ドリス 選手が、古巣の阪神タイガースへ移籍することが決まりましたので、お知らせいたします!」と報告。ドリスの写真に「めっちゃありがとう」のメッセージも添えていた。

 さらにHPにはドリスの惜別コメントも掲載。「野球はメンタルのスポーツなので、150キロのスピードポールが投げられてもメンタルの弱い選手は活躍できません。その点を意識して、もっとNPBで活躍している選手を見て学ぶことが大切ですし、そうすることで今以上にやるべきことが見えてくるはずです。今後の成長を期待しています」とNPBを目指す独立リーグの選手へアドバイスを送った。

 そして「高知での生活で苦労したことはありません! ひろめ市場や温泉などリフレッシュできるルーティンが出来上がり、毎日が最高でした! ドッグスファンの皆さん、いつもご声援ありがとうございました! これからも高知ファイティングドッグスをよろしくお願いします」と続けていた。

 37歳のドリスは右の剛腕クローザーとして阪神で活躍。来日2年目の2017年には37セーブでタイトルを獲得し、翌年も32セーブを挙げるなど4年間で96セーブを記録した。2020、2021年はブルージェイズでプレーし、2022年以降はホワイトソックスのマイナーやメキシコリーグに所属した。

 2024年からは高知と契約し日本球界復帰を目指していた。阪神のブルペン陣は石井、及川、岩貞、岩崎、湯浅、桐敷とタレントが揃っており、ドリス加入でさらに強固なものとなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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