戦力外から2年…中日30歳が到達した“15-25” 竜党最敬礼「全盛期超えてね?」

中日・上林誠知【写真:小池義弘】
中日・上林誠知【写真:小池義弘】

8月4度目の猛打賞…「15本塁打&25盗塁」を達成

■中日 9ー7 DeNA(30日・横浜)

 躍動が止まらない。中日・上林誠知外野手が30日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦に「3番・右翼」で先発出場。3安打3打点2盗塁の活躍を見せた。今季「15本塁打&25盗塁」に到達し、「今が全盛期じゃないか」「戦力外の中の宝石」と竜党も最敬礼している。

「3番・右翼」で先発した上林は初回の第1打席、1死三塁から右前に適時打を放つと、直後に二盗に成功した。3回には三塁への内野安打で出塁後、またも二塁を陥れ、今季25盗塁目をマークした。さらに3-3の8回第4打席では、1死一、二塁から森原康平投手の高めフォークを振り抜き、走者一掃の二塁打を放った。

 29日の同カードでは、すくい上げるようなスイングで右翼ポールに直撃する本塁打を放つなど、3試合連続で打点を記録。1試合3安打は今月4度目と8月の活躍は目覚ましいものがある。

 SNS上でも「上林さん凄すぎる」「神ですか」「傑出度考えると全盛期上林超えてね」「この打低環境考えたら今(30歳)が全盛期じゃないか」と絶賛した他、「上林が戦力外だったという事実」「こんな選手が戦力外だったとか信じられん」「上林誠知さん神すぎるこれが戦力外で取れたってマジ?」と、2023年オフにソフトバンクから戦力外通告を受けた“事実”を思い起こすファンもいた。

 8月に30歳を迎えた今季は、2018年の22本塁打に次ぐ自己2位の15本塁打をマークする他、盗塁数は早くも最多を更新した。歴史的な打低シーズンにあって、走攻に圧倒的な数字を残している。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY