去る天才打者の“芸術的一打”が「なんて美しい」 ファンは涙腺崩壊「まだやれる」

現役引退表明の川端が鮮やかな一打
■ヤクルト 3ー1 広島(27日・神宮)
花道を飾る見事な一打だった。現役引退を表明したヤクルト川端慎吾内野手が27日、本拠地の神宮球場で行われた広島戦に代打で登場し、鮮やかな二塁打を放った。
7回2死で最後の出番が巡ってきた。3球目の甘い直球を逃さずに捉え、右翼線に運んだ。今季最初の1軍昇格で現役通算1100安打目を放ち、ベース上で白い歯を見せて右手を突き上げた。
球場からは広島ファンも含めた「川端慎吾」のコールが沸き起こった。スタンドで見守った妻のタレント・水野今日香さんも目に涙を浮かべて拍手を贈っていた。
引退間際でも見せた鮮やかな打撃にファンからも称賛の嵐が続いた。「DAZN」公式X(旧ツイッター)がこの動画を公開すると「引退はもったいないと思うくらい」「芸術的すぎるルーブル美術館で飾るべき」「なんて美しいスイングだろう」「涙腺崩壊だよ」「今年引退の選手がする打撃じゃないよ……勿体無い……」「まだやれるじゃないか。引退しないでくれえええええ」「まだ引退してないのに泣きそう」「最後まで天才だなこの人」などのコメントが溢れた。