阪神・石井大智が無失点記録を樹立 直後に藤川監督からの言葉…8月度DIDアワード受賞

8月度のDIDアワード授賞式に臨んだ阪神・石井大智【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】
8月度のDIDアワード授賞式に臨んだ阪神・石井大智【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】

ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」で選ぶ「DIDアワード」

 阪神ファンの間で人気を誇るABCテレビ公式YouTubeチャンネル「虎バンチャンネル」は27日、「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の8月度受賞プレーに選ばれた石井大智投手の授賞式の様子を公開した。石井は藤川球児監督からかけられた言葉を明かし、ファンに感謝の思いも届けた。

 石井は8月9日のヤクルト戦(京セラ)に4点リードの9回から登板。2三振を奪うなど3者凡退の投球で38試合連続無失点を達成した。藤川監督が現役時代の2006年に樹立したセ・リーグ記録に並んだ。石井は「本当にいつも通りマウンドに上がるっていう意識で、いつもよりより丁寧にバッターを見ていきました。4点差あった試合だと思うので、3点まではOKと。勝てたらいいなと思ってマウンドに上がりました」と当時の心境を明かした。

 また、記録を達成すると、藤川監督からは「ひとまずおめでとう。そこに向かって頑張ってほしい」と言葉をかけられたという。石井はその後も記録を更新し続け、収録が行われた9月26日の試合前の段階で48試合連続無失点まで数字を伸ばしている。

 それでも、石井は「いつも同じ気持ちです。あまり変わらないですね」と表情を崩さず。「去年を経験させてもらってすごく成長できた部分と、より相手バッターを見ていく目というところがマウンド上でも変わってきましたし。そこで攻め方もいろんな手を使って。それが結果的にアウトを積み重ねられていると思います」と、昨季からの成長を語った。

 阪神はすでにペナント2年ぶりに制覇し、10月15日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージからポストシーズンを迎える。石井は「シーズンでどれだけ抑えたからとか、どういう成績を残したからというのは全く考えてないので。短期戦に強い選手もいると思うので、負けないように頑張りますけど、相手に向かっていく気持ちを持ちながら日本シリーズ進めるように頑張っていきます」と意気込みを語った。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームから最もファンを沸かせたプレーに贈られる賞。DIDブランドアンバサダーを務める球団OBの掛布雅之氏が選んだノミネートプレーの中から、ファンが番組公式X(旧ツイッター)や応募フォームから投票し、受賞プレーが決まる。

 石井の無双投球は310票を集めて“圧勝”。その他には、熊谷敬宥内野手が攻守で存在感(189票)、才木浩人投手の2年連続2桁勝利(33票)がノミネートされていた。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○8月度授賞式の様子が公開されたYouTube番組はこちら https://youtu.be/ZjJYEEZEKBM
○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/
○番組公式X:https://x.com/abc_toraban/status/1971878143670816993

【実際の動画】阪神ファンが選んだ8月度受賞プレー 石井が振り返る“藤川監督に並ぶ快投”

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