ロッテ、荻野貴司の退団を発表 石川歩に続き…コーチ打診を固辞、現役続行を希望

球団発表「またグラウンドで元気にプレーを」
ロッテは7日、荻野貴司外野手の退団を発表した。球団はコーチ就任の打診を行ったが、本人が現役続行を希望。「本人の意思を尊重し退団する運びになりました」と伝えた。
荻野はトヨタ自動車から2009年ドラフト1位で入団。2021年には143試合に出場し、169安打、24盗塁で最多安打と盗塁王のタイトルを獲得した。ロッテ一筋16年で1146試合に出場し、1143安打、260盗塁、打率.283だった。
この日、チームは2013年ドラフト1位右腕の石川歩投手の退団も発表。生え抜きのベテランが相次いでロッテのユニホームを脱ぐこととなった。
荻野本人のコメントは以下の通り。
「今シーズンをもちましてマリーンズのユニホームを脱ぐこととなりました。入団から16年間、応援していただいたファンの皆様、そして、ここまでサポートし続けて下さったスタッフ、関係者の方々、心より感謝申し上げます。今後のことはまだ分かりませんが、またグラウンドで元気にプレーをしている姿を皆様にお見せできることを願っています。16年間、本当にありがとうございました!」
(Full-Count編集部)