日本ハム、大逆転勝利でCSファイナル進出 オリに2連勝…レイエス決勝打&矢澤神走塁

ファイナルステージでソフトバンクと対戦
■日本ハム 4ー3 オリックス(12日・エスコンフィールド)
日本ハムは12日、本拠地のエスコンフィールドでオリックスとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦を劇的勝利で飾り、ファイナルステージ進出を決めた。1点を追う8回にフランミル・レイエス外野手の逆転打が飛び出した。
日本ハムは2回に先制を許したが、直後の攻撃で水谷瞬外野手の適時打に同点に追いついた。しかし、先発の北山亘基投手が3回に紅林弘太郎内野手に勝ち越し3ランを浴びると。思わずマウンド上でしゃがみこんだ。
日本ハム打線も本拠地の大観衆を味方に、その裏の攻撃で1死一、二塁から清宮幸太郎内野手の適時三塁打で、すぐに1点差まで詰め寄った。しかし、6、7回と得点圏に走者を進めるが、あと一本がでない嫌な雰囲気となった。
苦しいムードが漂うなか8回2死から万波、矢澤の連打で2死一、二塁とすると、レイエスが右翼フェンス直撃のタイムリー(記録は単打)。2死だったこともあり、一塁走者の矢澤も打った瞬間にスタートを切っており、ホームへ激走ヘッドスライディングで生還。神走塁で逆転に成功した。
9回は第1戦に続き齋藤が登板。西野、代打・来田を連続三振。最後は代打・森を一ゴロに仕留めて勝利を決めた。本拠地のファンは総立ちで勝利を喜んだ。
劇的な2連勝でファーストステージ突破を決めた日本ハムは、15日から敵地でソフトバンクとのファイナルステージに挑む。