DeNA、5点差逆転でCSファイナル進出 延長11回に蝦名がサヨナラ打…巨人に連勝で甲子園へ

巨人戦の指揮を執ったDeNA・三浦大輔監督【写真提供:産経新聞社】
巨人戦の指揮を執ったDeNA・三浦大輔監督【写真提供:産経新聞社】

今季10勝を挙げた先発のジャクソンが1回5失点KO

■DeNA 7ー6 巨人(12日・横浜)

 DeNAは12日、横浜スタジアムで行われた巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦にサヨナラ勝利し、2連勝で阪神の待つファイナルステージ進出を決めた。今季限りで退任する三浦大輔監督も安堵の表情を浮かべた。

 まさかの劣勢を跳ねのけた。初回、今季10勝を挙げている先発のジャクソンが2被弾など打者11人の猛攻を浴びて5失点。今季ワーストの1回5失点でKOされた。しかし大声援の後押しを受けた打線は、直後に奮起。今季初対戦となった戸郷を攻め、1死二塁から佐野が右越え2ラン。さらに2死一、二塁から石上が左翼席へ同点3ランを叩き込んだ。

 2回からは石田裕が4イニングを2安打無失点の好投で巨人打線の勢いを止める。その後も救援陣が粘りのリレーを見せた。延長11回には1死満塁から佐々木の内野安打で1点を失ったが、その裏2死二塁で林が左前へ同点適時打。さらに度会が右前打で繋ぎ、一、三塁で最後は蝦名が三遊間を抜くサヨナラ打で試合を決めた。

 昨年はリーグ3位から“下剋上”で日本一に輝いた。歓喜の再現へ、まずは阪神への挑戦権を手に入れた。

(Full-Count編集部)

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