阪神・村上頌樹、64キロ“超遅球”が死球になる珍事 甲子園どよめき…得意の1球もまさか

林をカウント0-2と追い込むも…
■阪神 2ー0 DeNA(15日・甲子園)
阪神・村上頌樹投手が15日、甲子園で行われたDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦に先発した。2回に64キロの超スローボールを披露したものの、まさかの死球となり苦笑い。場内も騒然とした。
今季14勝・勝率.778・144奪三振の“投手3冠”に輝いたエースが大一番の先発を任された。初回は安打や四球に失策も絡んで満塁のピンチを招いたが、どうにか無失点に退けた。続く2回だった。1死から林琢真にカウント0-2から5球目に得意のスローボールを投げ込んだ。
しかし、大きな弧を描いた1球はストライクゾーンから少し逸れ、左打席に立つ林に直撃した。林は痛がる素振りを見せずに一塁へ向かったものの、村上は少し悔しそうな表情を見せた。それでも、後続2人を断って2回まで無失点に抑えている。