平日お昼に飛び込んだ“2文字”に騒然 消える「18」に不安も…「よく判断した」

今井と高橋、両右腕のMLB挑戦を球団が容認
昼前に西武から舞い込んだ報せにファンが騒然となった。球団は10日、今井達也投手がポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すことを容認したと発表した。ファンは「容認ですか!?」「争奪戦になりそう」「メジャーで活躍することを願う」と期待を抱いていた。
西武は5日に高橋光成投手のポスティングでの米挑戦を容認しており、先発ローテーションを支えてきた両右腕が来季抜ける可能性が高い。今季、今井は24試合で10勝5敗、防御率1.92、178奪三振。高橋は24試合で8勝9敗、防御率3.04、88奪三振の成績を残した。今井は27歳、高橋は28歳と年齢的にもさらなる伸びしろが期待できるだけに、今後の動向に注目が集まる。
ただ西武にとっては大きな痛手。今季2人で18勝をあげており、MLBへの移籍が決まれば、来季に向けてその穴埋めは急務の課題となる。それが分かっていながら、球団は両右腕の背中を押すことをやめなかった。
この日、今井のポスティングでの米挑戦を認めた際、広池浩司球団本部長は「『アメリカで野球をしたい』という一貫した強い意志を受け止め、球団としてその思いを尊重する形を取りました。挑戦するからには、アメリカで元気に活躍する姿を見せて欲しいです」とエールを送った。
今井と高橋のMLB挑戦を「容認」する2文字の発表に、ファンからは「来年やばくないか?」「補強は必至」「かなりの痛手」「今井、高橋と抜けて先発は上手く回るんだろうか?」と不安の声が寄せられた一方で、「許可した西武は素晴らしい」「一度に2人。よく判断したよ」「若手はチャンスと捉えて、新ライオンズの投手王国をつくってほしい」と、球団の決断を称えるコメントも数多く寄せられていた。
(Full-Count編集部)