侍J抜擢の24歳は「みんなと比べて違い感じた」 DeNA相川新監督が評価した若手コンビ

手締めをするDeNA・相川亮二新監督【写真:町田利衣】
手締めをするDeNA・相川亮二新監督【写真:町田利衣】

オフへ「ここからが勝負。一番きつい時期に自分でできるかどうか」

 DeNAは19日、横須賀市内の2軍施設で2日から行っていた秋季練習を打ち上げた。最終日も入念に投内連係などを行い、相川亮二新監督は「チーム練習、組織的な練習を毎日やってきたんですけど、意識というものが変わってきたと感じています」と手応えを口にした。

 若手中心の練習になった中で、光った選手について聞かれた指揮官は「数日間いなかったですけど石上ですとか、林というのは、今シーズン成長した選手のひとり。そこはすごく、みんなと比べてちょっと違いを感じる気はしました」と2人の名前を挙げた。

 石上は2年目の今季、73試合に出場して打率.241、2本塁打、16打点。シーズン終盤は遊撃のレギュラーとして躍動し、野球日本代表「侍ジャパン」に追加招集されて15、16日の韓国戦を戦った。第2戦は「8番・二塁」で先発して2点適時打を放つなど初めての日の丸のユニホームで存在感を示した。

 3年目の林は95試合で打率.244、2本塁打、20打点。牧の負傷離脱後は二塁に定着し、堅実な守備と勝負強い打撃で欠かせない存在となった。24歳と25歳の内野コンビは、来季もさらなる飛躍が待たれる2人だ。

 今後はオフとなるが、「ここからが勝負なので。ここを一番きつい期間に自分でできるかどうかだと思っています」と相川新監督。「数値を見れば(オフに)どんなことをやってきたのかすぐわかるはずです。(仕上げてくるのは)当然、当たり前のこと」と来年2月1日のキャンプインを見据えた。

(町田利衣 / Rie Machida)

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