大谷翔平が口にした“使命”が「胸に沁みた」 偉大な先輩に示した敬意「素晴らしい」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷が長嶋茂雄さんに追悼メッセージを届けた

「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が21日、東京ドームで開催され、ドジャースの大谷翔平投手が追悼メッセージに登場。高市早苗首相、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏とともに、長嶋茂雄さんへ感謝の思いを届けた。その中で言葉にした果たすべき“使命”が、ファンの間で話題を呼んでいる。

 高市首相に続き、映像に登場した大谷は冒頭で「長嶋茂雄さんがこれまで残してきた功績と人々の記憶に残るご活躍に野球に携わる1人の後輩として心から感謝申し上げます」と伝えると、自身が長嶋さんから受けた影響について語った。

 大谷は長嶋さんと対面した時のエピソードを切り出すと、「長嶋さんと初めて食事をご一緒させていただいたとき、僕はその姿に後光がさしていると感じました。そういう風に見える方は初めてだったので、今でもその衝撃をよく覚えています」と、初対面で受けた衝撃を明かした。

 続けて言葉にしたのは野球選手としての使命。「僕たちにつないでいただいたバトンを、次の世代につないでいくのが私の、そして私たちの使命だと今は強く思っています」と、プロ野球を国民的スポーツに変えた“スター”に感謝し、大谷自身の胸に芽生えた決意を言葉にした。

 この大谷のコメントにファンが続々と反応。「胸に沁みます…」「日本の宝から日本の宝へのメッセージ」「偉大なレジェンドの思いを受け継いでいこうという姿勢、本当に素晴らしい」「日本野球の歴史そのものを背負う決意を感じた」「長嶋さんへの深くまっすぐな敬意が伝わってきた」などの声がSNSに寄せられていた。MLBで活躍を続ける大谷の覚悟を感じた人が多かったようだ。

 6月3日、長嶋さんが肺炎のため89歳で死去した際には、大谷は自身のインスタグラムで「心よりご冥福をお祈りいたします」と言葉を添え、今年3月の東京シリーズで撮影した長嶋さんとのツーショット写真などを公開。同日の6月2日(日本時間3日)に行われたメッツ戦では特大23号を放ち、天国の長嶋さんに“アーチ”を届けていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY