山川穂高が“どすこい封印”宣言 23HR&日本SでMVPも…苦しんだ1年「まずは野球に」

今季は130試合出場で打率.226、23本塁打、62打点
ソフトバンクの山川穂高内野手が24日、福岡市内で行われた「福岡ソフトバンクホークス優勝祝賀パレード」後の取材に応じ、「一旦封印でいいかなと思います」と話した。代名詞のパフォーマンスをやめ、来季の完全復活を目指す。
山川は2023年オフに国内FA宣言を行い、西武からソフトバンクに加入した。1年目は143試合に出場し、34本塁打&99打点の2冠を獲得。4番としてリーグ優勝の原動力になった。しかし今季は不調が続き、4番を外されることも。
それでも、最終的にリーグ2位の23本塁打を放ち、日本シリーズでは歴代タイ記録となる3試合連続本塁打でMVPを受賞した。とはいえ、レギュラーシーズンでは打率.226、OPS.702と本調子とはほど遠い結果だった。
山川は優勝パレード後に取材に応じ、“どすこい”については「一旦封印でいいかなと思います」と話した。「まずは野球で50本近く打って。(来年の)パレードでやるつもりです」「来年はもっと楽に打てるように。今年は苦しんだので(反省を経て)復習してやろうと思います」と、来季への意気込みを口にした。
それでも、沿道のファンからは「どすこーーい」の声援が飛ぶと笑顔で応えた。「来年はやらないつもりなんですけど、逆にこういう時はやろうかなと」とファンサービスはいつも通り。主砲はオフも練習にまい進し、再びアーチをかける覚悟だ。
(Full-Count編集部)