DeNA度会隆輝が3500万円で更改 900万増も「やらないとダメ」…今秋から三塁に挑戦中

契約更改後の会見応じたDeNA・度会隆輝【写真:町田利衣】
契約更改後の会見応じたDeNA・度会隆輝【写真:町田利衣】

今季は86試合で打率.241、6本塁打、25打点

 DeNAの度会隆輝外野手が26日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、900万円増の年俸3500万円(金額は推定)でサインした。「今年1年戦った中で評価していただいた点は評価していただきましたし、もっともっとやってほしいという思いも伝わって、自分の中でも深く感じたシーズンでした」と語った。

 更改後の会見では「球団の方々から、もっとやってほしいと思われているんだなと改めてうれしく思ったのと、自分の中でも、もっとチームの勝利、優勝に貢献できるようにやらないとダメだなと思ったのが一番ですね」と率直な思いを明かすと、「昨年以上の数字を残せているところは残せているんですけど、自分の中でももっとやれると思っていますし、やらないとダメだと思っている。昨年以上の数字を残せたことはプラス材料にして、来年はもっといい数字を残して優勝に貢献できるようにやりたいです」と奮起を口にした。

 プロ2年目の今季は、1年目を上回る86試合に出場するも7月後半からは約1か月の2軍調整期間もあり、不本意なシーズンに終わった。10月のフェニックス・リーグから三塁にも挑戦しており、「内野も挑戦させていただいているんですけど、2か月くらいやって掴んできているものもあるので、守ってくれと言われた場所でスタメンで出られるように、内野でも外野でも1年間戦えるようにしたいと思います」と力強く言い切った。

 報道陣から来季の目標を聞かれると「リーグ優勝に貢献できるようなピースになれるように、優勝したときに度会の活躍があったからと言ってもらえるように。個人的な目標ではなくチームの優勝。個人の成績はひとまず置いておいて、優勝に貢献できる選手になりたいと思っています」とプロ3年目を見据えた。

「打撃は自分のセールスポイント。そこで勝利に貢献できることはあると思うので、チャンスに強い打撃、ここで決めてくれというところで決める打撃、長打も増やしていく打者になりたい」と語った度会。打率.241、6本塁打、25打点に終わったなか、球団からは「OPS.850。そこを目標にやってほしいと言われた」と具体的な数字も明かした。目標に向かってオフの鍛錬に励む。

(Full-Count編集部)

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