2冠王なのに「え? おらん」 まさかの戦力外…NPBアワーズで発見した“最後の雄姿”

ウエスタンで防御率2.48、勝率.818の2冠
日本野球機構が開催する「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」が26日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われた。第1部のファーム表彰式ではタイトルホルダーの選手たちが続々と登場。そんななか“2冠王”の板東湧梧投手はこの日欠席となり、ファンも驚いている。
板東は今季ウエスタン・リーグで9勝2敗、防御率2.48の成績を残し、最優秀防御率と最高勝率のタイトルを獲得していた。しかし、2年連続で1軍での登板はなく、10月に戦力外通告を受けた。
その後、11月14日に巨人との育成契約が発表され、来季は「050」の3桁番号から支配下を目指すことになる。
板東は「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」を欠席したが、コメントを寄せた。「このたびは最優秀防御率投手賞、勝率第1位投手賞を獲得でき、大変光栄に思います。1試合1試合、チームの勝利のために全力でマウンドに上がってきましたが、その積み重ねがこのような結果となったことを嬉しく思います。シーズンを通して支えてくださったチームメートやスタッフの皆さん、そしていつも温かい声援を送ってくださるファンの皆様に心から感謝しています。来シーズンは新天地で活躍できるよう、これからも努力を続けていきます。引き続き応援よろしくお願いします」と感謝の思いを届けた。
“ホークス板東”の見納めにファンの思いも様々だった。「えっ? 板東くんおらん?」「防御率勝率取ったのに来年からはホークスに居ないとゆう不思議なおはなし」「もうホークスじゃないんだよなぁ……」「板東、無所属だったかもと思うときびしい世界である」「『ホークス』の板東も2冠おめでとう!」などと反応が寄せられた。
(Full-Count編集部)