巨人、イ・スンヨプ氏の1軍打撃コーチ就任を発表 ウィーラー氏と“二人三脚”

巨人の1軍打撃コーチに就任するイ・スンヨプ氏【写真:冨田成美】
巨人の1軍打撃コーチに就任するイ・スンヨプ氏【写真:冨田成美】

巨人在籍時の2006年に打率.323、41本塁打108打点

 巨人は27日、OBで日韓通算626本塁打を誇るイ・スンヨプ氏の1軍打撃コーチ就任を発表した。今秋のキャンプでは臨時コーチとして指導していた。

 イ・スンヨプ氏はKBO(韓国プロ野球)・サムスンで5度の本塁打王に輝き、27歳でNPBロッテに加入した。2005年には30本塁打を放つと、2006年には巨人に移籍し、4番を務めるなど打率.323、41本塁打108打点をマークした。翌2007年も30本塁打を放ち、現役時代の阿部監督らと“30発カルテット”を結成した。

 2011年にオリックスでプレーしたのを最後に韓国に復帰し、日韓通算626本塁打をマークした。2023年からは斗山ベアーズの監督を務めていたが、今季はチームが低迷したこともあり、6月に辞任していた。

 今季リーグ3位に終わった巨人はこのオフ、来季に向けた新体制を発表。ヘッドコーチを置かずオフェンス、ディフェンス、バッテリーの3部門のチーフコーチを設け、その下に1、2、3軍の各部門コーチが連なる形となっている。1軍のオフェンスチーフコーチは橋上秀樹氏が務め、打撃コーチはゼラス・ウィーラー氏。チームを支えた元助っ人の2人が“タッグ”を組む。

(Full-Count編集部)

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