西武、桑原将志の獲得を正式発表 編成トップの期待「勝利への執念を常に前面に」

西武が桑原将志の獲得を発表
西武は28日、DeNAから海外FA権を行使していた桑原将志外野手の獲得を発表した。32歳の桑原は今季106試合に出場して打率.284、6本塁打、27打点をマークしていた。
桑原は2011年ドラフト4位で福知山成美高からDeNAに入団。2017年には全143試合に出場し、2024年はDeNAの26年ぶり日本一に貢献。ソフトバンクとの日本シリーズでは5試合連続打点をマークするなど、シリーズMVPに輝いた。
プロ13年間で1239試合に出場し、打率.267、74本塁打、322打点、99盗塁を記録。2017、2023年にゴールデングラブ賞を受賞している。
この日、DeNAが桑原の退団を発表。桑原は球団を通じて、「来季より埼玉西武ライオンズでプレーすることを決断いたしました。ベイスターズファンの皆さまの応援がいつも気持ちを奮い立たせてくれて、勇気を与えてくれました」とコメントしていた。
西武がFA選手を獲得するのは2015年オフの木村昇吾(広島からFA)以来10年ぶり。渡部聖弥、西川愛也らがいる外野手争いを激化させ、来季は7年ぶりのV奪回を目指す。
◯広池浩司球団本部長
「特に打撃や走塁といった攻撃面で優れた数値を残しており、チームに大きく貢献してくれる選手だと考えています。さらに、勝利への執念を常に前面に押し出してプレーする姿勢も魅力のひとつです。その存在が、チーム内に良い刺激をもたらし、競争意識を一段と高めてくれると思っています」
(Full-Count編集部)