巨人19歳は「尋常ない逸材」 異国で無双“.345”…光り輝くドラ1の才能

7試合で10安打&OPS.855…ファームでも打率.327の好成績
巨人・石塚裕惺内野手はこのオフ、オーストラリアで行われているウインター・リーグに参加。27日には3安打の活躍を見せ、7試合で打率.345とヒットを量産している。
煌めく才能を示している。石塚はアデレード・ジャイアンツの一員として13日からプレー。2試合目にあいさつ代わりの3安打固め打ちを見せると、27日のシドニー・ブルーソックス戦には「1番・遊撃」で先発出場し、第2打席では変化球を捉えて適時二塁打とし、第5打席でも適時打を放った。
ここまで7試合に出場して29打数10安打の打率.345、5打点、OPS.855の好成績を残している。DAZN公式X(旧ツイッター)が「ルーキーとは思えない勝負強さ」として第4打席の映像を公開すると、ファンからも「来年楽しみ」「石塚裕惺無双しててわろた」「尋常じゃない逸材」などと高い期待を寄せられた。
石塚は花咲徳栄高時代に高校通算26本塁打をマーク。昨年のドラフトでは西武と巨人から外れ1位指名を受け、競合の末に巨人が交渉権を獲得した。ファームでは故障離脱もあったが、55試合で打率.327、3本塁打、OPS.891と別格の成績を残し、9月には1軍昇格を果たしてプロ初安打も記録した。巨人待望の大型内野手として、来季の飛躍に期待したい。