巨人、オコエを異例の自由契約 保留者名簿に記載せず…今後は海外などを模索、球団発表

オコエが自由契約「双方合意の上で」
巨人は28日、オコエ瑠偉外野手の自由契約を発表した。ホームページ上で「海外の野球リーグなど他球団でプレーできるチャンスを設けたほうが本人にとって良いとの結論に達し、双方合意の上で11月末に提出する保留者選手名簿に掲載しないこととし、オコエ選手を自由契約選手にいたします」と綴った。
オコエは走攻守3拍子揃った外野手として2015年ドラフト1位で関東第一高から楽天に入団。1年目から51試合に出場したが、レギュラー定着はできなかった。2022年オフの第1回現役ドラフトで巨人から移籍。加入3年目の今季は61試合に出場し、打率.246、本塁打ゼロ、5打点、6盗塁だった。
球団は「今後も、オコエ選手が、プロ野球選手としてさらに活躍できるよう可能な限りサポートしてまいります」と説明。オコエも球団を通じ、「シーズン終了後から球団と話し合い、最終的に海外野球含めた他チームへの挑戦ということを認めていただきました」とコメントした。
戦力外通告期間は10月30日まで。当初は戦力構想に入っていたが、双方合意のもと、自由契約となった。
(Full-Count編集部)