19歳の唸る剛球に「音がエッグい」 武者修行で“覚醒”か…ファン衝撃「プロテクト必須」

西武・成田晴風がジャパンウィンターリーグで活躍
19歳右腕の力強い剛球にファンが騒然となった。西武の成田晴風投手は27日、沖縄で開催中の「ジャパンウィンターリーグ」の試合に登板し、1回無安打無失点。空振り三振に仕留めた153キロの直球に、ファンは「コクのあるストレート」「音がエッグい」と驚きを見せていた。
この日、成田は4番手として登板。先頭打者を内野ゴロに打ち取ると、続く打者も二ゴロに抑えた。2死で迎えた4番・竹下徠空内野手(巨人)は、追い込んでからの高めストレートで空振り三振。竹下はフルスイングで応じるも、バットにかすることなく153キロは捕手のミットに収まった。
うなりを上げる剛球で打者を圧倒した成田にファンは騒然。「こういう高め勝負ができるタイプを待ってた」「うそやろ、なんじゃこら」「なにこの化け物」「エグすぎて笑う」「将来が楽しみ過ぎる」などとコメントし、19歳が放った輝きに酔いしれていた。
また、西武は28日、DeNAから海外FA権を行使していた桑原将志外野手の獲得を発表。人的補償による移籍が発生する可能性もあるため、「プロテクト必須」「流石にこりゃプロテクトされちゃうか」と、成田がプロテクト28人の枠に入ることを願う声も多かった。
成田は2023年ドラフト4位で西武に入団。ここまで1軍登板はないが、持っているポテンシャルは高いだけに、3年目の飛躍に期待がかかっている。