引退から27年… いつの間にか70歳の“伝説”が「すごい球投げよる」「バケモン」

大野豊氏が「Carp Legend Game 2025」に参加
レジェンド左腕の現役時代さながらの姿に驚くファンが続出した。「Carp Legend Game 2025」が29日、マツダスタジアムで行われ、今年70歳を迎えた大野豊氏が参加。1998年に現役引退してから27年経ったとは思えないマウンド捌きに「70歳にしてすごい球投げよるわ」「現役時代と変わらないスタイル」とファンの声があがった。
大野氏は「チーム Hiroshima」の一員として参加。イベントの中で、ゲスト出場した巨人OBの高橋由伸氏と対決した。2人は現役時代でも対戦しており、この日は27年ぶりの再戦。大野氏が20歳年下の高橋氏を2打席ともに打ち取り、球場は歓声に包まれた。
2人の初対戦は1998年8月4日、東京ドームでの試合。この試合、プロ1年目の高橋氏は大野氏から本塁打を放ち、大野氏はこの年限りでユニホームを脱ぐことを決断した。27年の時を越えて、大野氏がリベンジを果たした形となった。
70歳を迎えても力強い投球を披露した大野氏にファンは歓喜。SNSには「70歳とは思えんボール投げててバケモン」「70歳で113キロ出したと知りびっくり」「100キロ超え投げてて草」「相変わらず凄すぎる」「体型も投げる球も雰囲気あるな」「レジェンドすぎる」「マジかっこいいわ」などのコメントが寄せられていた。
大野氏は現役22年間、広島一筋でプレーし通算148勝、138セーブを挙げたレジェンド左腕。引退後は広島で4年間コーチも務めた。