戦力外22歳が選んだ“第2の人生” 1か月経て決断…競技は一旦封印「分からないことばかり」

ソフトバンクから戦力外通告を受けた加藤晴空【写真:町田利衣】
ソフトバンクから戦力外通告を受けた加藤晴空【写真:町田利衣】

2021年育成ドラフト10位で入団…2軍戦は通算3試合

 新たな“進路”を決めた。ソフトバンクから今年戦力外通告を受けていた加藤晴空捕手が29日に自身のインスタグラムを更新。「来年からについてのご報告です」とし、第2の人生に歩みを進めることを明かした。

 加藤は東明館(佐賀県)で強肩巧打の捕手として注目されただけでなく、140キロ台中盤の速球を投げ込むなど、投手としても活躍した。2021年夏に同校を初の甲子園に導き、同年のドラフトで育成10位指名でソフトバンクから指名を受け、プロの扉を開いた。

 ただ、主戦場は3~4軍で、2軍では2022年に1試合、今年2試合出場したのみ。10月27日に戦力外となった。加藤は10月30日にSNSを更新し、「『支配下』という目標には届きませんでしたが、監督、コーチ、スタッフ、先輩、同期、後輩、ファンのみなさんに恵まれてとても濃い4年間になりました。4年間本当にありがとうございました!」と感謝を綴っていた。

 その後は約1か月、更新していなかったが29日に「【ご報告】」としてインスタグラムを投稿。「改めて4年間沢山の応援本当にありがとうございました。来年からについてのご報告です。来年から福岡ソフトバンクホークス3軍のブルペンキャッチャーをする事になりました。これからは裏方として選手の皆さんを全力でサポートしたいと思います!」と、現役の道から“裏方”にまわることを明かした。

「またファンの皆さんに会えることを楽しみにしています! 分からない事ばかりですが一生懸命頑張るので宜しくお願いします!」と意気込みを語った。

(Full-Count編集部)

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