オリ戦力外→29歳で引退を決断「苦しい日々がほとんど」 計らいに感謝「41背負えてよかった」

自身のSNSで引退を表明したオリックス戦力外の佐野
オリックスから戦力外通告を受けた佐野皓大外野手が1日、自身のインスタグラムを更新。現役を引退することを表明した。「苦しい日々がほとんどでしたけど素晴らしい経験ができて本当によかったです」と振り返った。
29歳の佐野は大分高から2014年ドラフト3位で投手として入団。2年目の2016年には2軍で20試合に登板し、2勝1敗、防御率3.03をマークしたが1軍出場はゼロ。3年目のオフに野手転向と育成再契約となった。
2018年に支配下登録され、2022年には自己最多78試合に出場し、連覇に貢献した。しかし、今季は1軍出場ゼロに終わり、戦力外通告を受けていた。
この日、自身のインスタグラムで山本由伸投手(ドジャース)との2ショットを公開。「投手で全くダメで、挫けてた時声をかけてくれた選手、スタッフ、コーチ、監督。野手転向して、沢山指導していただいた選手、スタッフ、コーチ、監督。本当にありがとうございました」と感謝した。
2019年オフには2010年に小瀬浩之氏が亡くなって以降、欠番になっていた「41」を背負った。この日の最後には「41背負えてよかった」と振り返った。この投稿には山本らも“いいね”していた。
(Full-Count編集部)