バウアー、DeNA退団へ「オファーしていない」 木村社長が言及…2季ぶり復帰も4勝10敗

離日の際には「思うような結果にはなりませんでした」
DeNAの木村洋太社長が2日、報道陣の取材に応じ、トレバー・バウアー投手について言及した。「日本のプロ野球でやるという話には今のところなっていないので、我々としてはオファーしていない」と、退団の運びとなるとした。
バウアーは2023年途中に電撃加入して、19試合で10勝4敗、防御率2.76の好成績を残した。同年限りで退団し、昨季はメキシカンリーグでプレー。2シーズンぶりに復帰した今季は21試合で4勝10敗、防御率4.51と苦しいシーズンになった。
背中の痙攣にも悩まされ、6月6日の日本ハム戦(横浜)で白星を挙げて以降、自身7連敗、10戦勝ち星なしでシーズンを終えた。クライマックスシリーズでも登板機会なし。10月20日に離日した際には「思うような結果にはなりませんでしたが、全員が全力を尽くしました。それは誇りに思えることだと思います。また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています」とコメントしていた。
木村社長はバウアーとシーズン中もコミュニケーションを取っていたことを明かし、「本人の来季以降のプレーに対する考え方の中で、今我々がオファーするような状況ではないと判断します」と、バウアー自身も日本残留の意向がなかったようだ。
退団については「いったん今のところは。前回も間1年空いたりしましたので、この先は何があるかわからないですけど、少なくとも現時点で来年の話をしている状況ではないです」とした。「本人の詳しいところは我々が話すところではないと思うんですけど、日本のプロ野球でやるという話には今のところなっていないので、我々としてはオファーしていないという形です」とし、現状は再合流の可能性は低いようだ。
(Full-Count編集部)