DeNA、助っ人4投手が一斉退団の可能性も ケイ&ジャクソンは交渉継続「残ってほしい」

DeNAのアンソニー・ケイ(左)とアンドレ・ジャクソン【写真:古川剛伊】
DeNAのアンソニー・ケイ(左)とアンドレ・ジャクソン【写真:古川剛伊】

オースティンとフォードも既に自由契約に

 DeNAの木村洋太社長が2日、報道陣の取材に応じ、トレバー・バウアー投手とローワン・ウィック投手が今季限りで退団することを明かした。また、アンソニー・ケイ投手とアンドレ・ジャクソン投手も契約保留選手名簿からは外れたが、残留交渉は継続するという。これでDeNAは外国人枠ではないダヤン・ビシエド内野手を除くと、ハンセル・マルセリーノ投手以外は外国人全員が退団となる可能性が出てきた。

 DeNAでは既にタイラー・オースティン内野手とマイク・フォード内野手が自由契約となっている。ビシエドとマルセリーノは残留が決まっている。

 ケイは9勝6敗をマーク。防御率1.74は1960年に秋山登が記録した1.75を上回り、球団歴代最高の好記録だった。ジャクソンは2年連続で規定投球回数に到達。今季は10勝7敗、防御率2.33を記録した。

 2人について木村社長は「メジャーに戻りたいという本人の意思があるという認識でいるので」と説明。今後も交渉を続けるとし、「2人は非常に素晴らしいピッチャーなので、残ってほしいという思いは強くあります」と述べた。

 バウアーに関しては「少なくとも日本のプロ野球でやるっていう話には今のところなってないので、我々としてもオファーをしていないという形です」と説明。退団は決定的となった。

 今季40試合で21ホールドをマークし、防御率0.84だったウィックについては、右肘を手術していたことを明かした。木村社長は「来年プレーをできるめどが立っていない」とし、来季の契約を結ばない方針という。

(Full-Count編集部)

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