西武ドラ2・渡部聖弥が3100万円更改 148%アップも「新人王逃し悔しい」

契約更改後、取材に応じた西武・渡部聖弥【写真:宮脇広久】
契約更改後、取材に応じた西武・渡部聖弥【写真:宮脇広久】

足首の捻挫で2度離脱も12本塁打43打点

 西武・渡部聖弥外野手は4日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1850万円増の年俸3100万円でサインした。交渉を終えて会見に臨んだ渡部は「2000万円弱アップです」とサインしたことを明かした。148%アップとなった。(金額は推定)

 プロ1年目から増額となったが、渡部は「新人王を取りたい気持ちがあったので、すごく悔しい気持ちです」と振り返ると「プロ野球にはたくさんの賞があると思うので、獲れるように頑張りたい」と、来季以降のタイトル獲得に意欲を見せた。

 昨季ドラフト2位で大商大から入団した渡部は、「5番・左翼」で開幕スタメンの座を勝ち取ると、4月12日の日本ハム戦の時点でリーグトップの打率.429をマーク。しかし、同戦で走塁中に右足首を捻挫し出場選手登録抹消。同25日に復帰したが、5月23日のロッテ戦で今度は左足首を捻挫し、再び離脱となった。

 6月27日の1軍昇格以降、夏場は苦しむ期間もあったが、9月は打率.301、3本塁打、10打点を記録するなどシーズン後半に調子を取り戻した。プロ1年目は109試合に出場し、打率.259、12本塁打43打点2盗塁。新人王はロッテ・西川史礁外野手に奪われたが、チーム2位の本塁打数を記録するなど西武打線に欠かせない存在へと成長した。

(Full-Count編集部)

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