戦力外から2か月…悔いなき4年間「結果が全ての世界」 26歳右腕が感謝「最高な野球人生」

SNSで引退を表明したDeNA戦力外の徳山
DeNAから戦力外通告を受けた徳山壮磨投手が自身のインスタグラムを更新し、今季限りで現役を引退することを報告した。「最高な野球人生を送れたと思っています。本当にありがとうございました」と感謝の思いを綴った。
「この度、現役引退することに決めました」と書き出した徳山は、「小学3年生からソフトボールを始めてプロ4年目までの18年間やってきました。この18年間良い思いも沢山しましたが苦しいことがほとんどで本当に自分でも良くやったと褒めてあげたいと思ってます」と18年間を振り返った。
綴られた思いの中には「ここまで野球というスポーツを続けられたのは家族のお陰です。お父さん、お母さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん全員が自分の野球を1番に考えてくれて嬉しい時、悔しい時、辛い時皆んなが一喜一憂してくれて支えてくれたからこそプロ野球という舞台までやってこれたんだと思っています」と、どんな時もサポートしてくれた家族への感謝も添えられている。
また、DeNAでの4年間については「プロという舞台はそれだけ厳しく、結果が全ての世界です。その環境は僕にとって貴重な経験を出来たと心の底から感じてます。悔いがないって言えば嘘になりますが、こうしとけば良かった、あのようにしておけば良かったという後悔はありません」と伝えた。
引退後については「横浜DeNAベイスターズの球団職員として働いていきます」と報告し、「社会人1年目として分からない事沢山出てくると思いますが、野球以上に夢中になれる事をみつけて第2の人生をスタートさせていきたいと思っています」と今後の人生を見据えた。
徳山は2021年ドラフト2位でDeNAに入団。昨季は29試合に登板し、1勝1敗、8ホールド、防御率2.45の成績を残したが、今季は1軍登板がなく、9月30日に戦力外通告を受けていた。
(Full-Count編集部)