元中日33歳が豪快弾「まさか!!」 戦力外通告から1年…衝撃与えた“最後の一発”

中日などでプレーした三ツ俣大樹が「THE LAST GAME 2025」で本塁打
中日などでプレーした三ツ俣大樹内野手が6日、北九州市民球場で行われた「THE LAST GAME 2025」に出場。4回に3ラン本塁打を放つなど存在感を放った。NPB3球団を渡り歩いた33歳の本塁打はSNSでも話題に。見守ったファンが“最後の一発”を称えた。
三ツ俣は「EAST HOPES」の一員として参加。この日は「5番・遊撃」でスタメン出場した。見せ場が訪れたのは4点リードされて迎えた4回。四球で出塁した走者2人を置いた場面で、左翼スタンドに飛び込む3ラン。試合を盛り上げる豪快な一発にスタンドは騒然。ファンも「ホームランすごかった」「まさかの一発!!」「引退してたんだ」などと、SNSにコメントを寄せていた。
三ツ俣は2010年ドラフト2位でオリックスに入団。2014年途中で中日に移籍し、2023年からはヤクルトでプレーした。14年のプロ生活で通算248試合に出場し、打率.191、71安打、2本塁打、29打点。最も長く在籍した中日で58安打を放った。
「THE LAST GAME 2025」は、プロ野球を引退した選手のセレモニーを兼ねた特別試合。三ツ俣は2024年9月、在籍していたヤクルトから戦力外通告を受けていた。NPBを去ってから1年、特別な一戦で“有終の美”を飾ってみせた。