佐藤輝明が大暴れ! 4の4、2本塁打&6打点で2冠浮上…阪神は連敗ストップも一触即発の事態に

ドラ1伊原が5回無失点でプロ初勝利
■阪神 8ー1 広島(20日・甲子園)
阪神は20日、本拠地・甲子園での広島戦に8-1で勝利した。4番の佐藤輝明内野手が驚異の1試合2本塁打を含む4打数4安打6打点の大暴れ。連敗ストップに貢献した。
主砲の一打に聖地が揺れた。「4番・三塁」で先発した佐藤輝は初回、2死二塁から森翔平投手の143キロの直球をバックスクリーン左に運ぶ先制の6号2ラン。これが今季の甲子園第1号となった。勢いは止まらず、3回2死二塁の第2打席では、3ボールから内角のカットボールをライナーで弾き返し、右翼手のグラブをはじく二塁打で3打点目を挙げた。
さらに5回の第3打席には、鈴木健矢投手の127キロの直球を、またしてもバックスクリーン左に運ぶ7号3ラン。この日だけで6打点目を叩き出した。巨人の岡本和真内野手の6本を抜き、本塁打王争いで単独トップに立った。さらに第4打席も岡本駿投手から右前打を放ち、4打数4安打とした。
しかし、8回に両軍は一触即発の事態となった。坂本誠志郎捕手が岡本から頭部に死球を受けると、藤川球児監督が激昂。新井貴浩監督らもフィールドに出て本塁後方付近でにらみ合った。岡本は危険球退場となり、球審により警告試合が宣告された。
投げてはドラフト1位ルーキーの伊原陵人投手が5回75球を投げ、4安打5奪三振でプロ初先発初勝利を飾った。
(Full-Count編集部)