ソフトBと「力の差」 ロッテ伊東監督「現状ではやるべきことはやった」

ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】
ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】

最後は追い上げるも借金40「壁は高くて厚いが、乗り越えないと栄光はない」

 ソフトバンクの守護神サファテに3試合連続で抑えられて、ロッテ4連敗。10日も3-6で敗れ、借金は「40」にふくらんだ。

 二木が好投して、6回まで和田とスコアレスの投げ合いも、7回に3失点。しかし、8回は先頭・田村の四球から無死満塁とチャンスを広げ、和田をマウンドから降ろした。代打・荻野貴が2番手モイネロから中前に弾き返して2点適時打と1点差。だが、9回にルーキー土肥が今宮の13号2ランなどで3点を失った。

 4点差で迎えた9回も森を攻め、3試合連続マルチ安打となった田村の左前打で1点を返したが、ここでサファテが登板して万事休す。打者3人を完璧に抑え込まれた。

「力の差を見せつけられた。3試合とも接戦になったが、来年の課題として、選手はもっと試合で向かっていく姿勢を見せてほしい。(ソフトバンクとの)開幕3連敗で流れに乗れなかった。この壁は高くて厚いが、それを乗り越えないと栄光はない。現状ではやるべきことはやりました」と話し、次期監督に最下位からの巻き返しを託した。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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