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MLBを揺るがした禁止薬物問題 薬物提供者の呆れた主張「見つからないドーピング方法はある」

A・ロッドことアレックス・ロドリゲスが、禁止薬物使用のため今季レギュラーシーズン全162試合とプレーオフ全試合の出場停止処分を言い渡された。だが、「潔白」を訴えるA・ロッドは全面抗争の構えで、処分取り消しを求めてMLBと選手会を相手取り、ニューヨーク連邦裁判所に提訴した。

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徹底的に戦う姿勢を見せているA・ロッド

 A・ロッドことアレックス・ロドリゲスが、禁止薬物使用のため今季レギュラーシーズン全162試合とプレーオフ全試合の出場停止処分を言い渡された。昨年8月、MLBは211試合の出場停止処分を言い渡していたが、A・ロッド側が異議申し立てを行い、仲裁人による裁定の結果、処分はやや軽減される形になった。だが、「潔白」を訴えるA・ロッドは全面抗争の構えで、処分取り消しを求めてMLBと選手会を相手取り、ニューヨーク連邦裁判所に提訴した。

 今回の一件は、昨年ライアン・ブラウン(ブルワーズ)が出場停止処分を科されたのと同じ、マイアミにあったバイオジェネシスというアンチエイジング専門のクリニックが舞台となっている。顧客リストには、ネルソン・クルーズ(レンジャーズFA)やジョニー・ペラルタ(カージナルス)らメジャーリーガーの名前がズラリ。結局、13選手が出場停止処分を受ける大騒動となった。

 この騒動の特徴は、13選手のうちブラウン以外は薬物検査で陽性反応を示していないことだ。決定的な証拠はなく、状況証拠を収集して外堀を埋め、当事者の良心に迫った形だが、その脆弱性を足掛かりに、ただ1人「無実」を訴えたのがA・ロッドだった。

 今回の仲裁人による裁定を受けてもなお、A・ロッドとその弁護団は徹底的に戦う姿勢を見せている。ヤンキースはA・ロッドを40人枠から外すなど、周囲は彼なしの2014シーズンに向けて準備を進めている中、完全に孤立した形となった。各種スポーツニュースでは、A・ロッドが屈しないモチベーションは何なのか、金か、名誉か、野球をしたいという純粋な思いなのか、OBや識者たちが議論を重ねている。

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