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粘りの投球で今季初勝利の黒田博樹を女房役が高く評価 「典型的な黒田の先発試合だった」

7日のオリオールズ戦で今季初勝利を挙げたヤンキースの黒田博樹投手のピッチングを、女房役のブライアン・マッキャン捕手が絶賛している。ニューヨーク・ポスト紙が「キレがあろうが、無かろうが、黒田はホーム開幕戦で貢献」と大きな見出しで報じている。

ヤンキース

地元紙も「黒田はホーム開幕戦で貢献」と報道

 7日のオリオールズ戦で今季初勝利を挙げたヤンキースの黒田博樹投手のピッチングを、女房役のブライアン・マッキャン捕手が絶賛している。ニューヨーク・ポスト紙が「キレがあろうが、無かろうが、黒田はホーム開幕戦で貢献」と大きな見出しで報じている。

 バッテリーの見解には齟齬があったようだ。6回1/3を投げて8安打、無四球、4奪三振で2失点。試合も4-2の勝利で終えた。ヤンキースタジアムでの今季開幕戦で初白星を手にした黒田は試合後、「今日は特にキレが良かったとは思わなかった」と通訳を介して語ったが、マッキャンは「彼はキレが良かったと思う」と主張しているという。

 また、「キャッチャーや野手のサポートのおかげで、6イニング以上投げることができた」と黒田は謙虚に語るが、「それは分からない」とマッキャンは言葉を濁している。今季ブレーブスからFA移籍したマッキャンは長打力のみならず、リーダーシップや人格面でも高い評価を受ける人物。同選手は昨年8月12日以来となる勝利を飾った黒田の功績を強調したかったのかもしれない。

 自身メジャー最長の9試合勝ち星なしという苦難を乗り越えた黒田だが、久々の勝ち試合は我慢のピッチングだったとメディアに認めている。「辛抱強く投げようと思った。ボールを低めに集めて、四球を出さないように意識した。ツーシームがそこまで動いていなかったし、スライダーもあまり落ちなかった」と振り返っているという。

 それでも、女房役は先発ローテーションの2番手ながらヤンキースの真エースの呼び声が高い黒田をフォローする。

「黒田のピッチングはボルチモアのような打撃陣相手に小気味よかった。素晴らしかったよ。典型的な黒田の先発試合だった。ホームプレートの両サイドに投げ分けていたし、スプリットもよく動いていた」

 マッキャンはそうコメントしている。

 そのコメント1つ取っても、相方への絶妙な気配りを見せるマッキャンとの呼吸がさらに合えば、今季の黒田のピッチングも一層、冴えを見せることだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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