阪神タイガースの助っ人が大当たり 4人全員がタイトルホルダーに

阪神を牽引した最強の外国人カルテット

 阪神の外国人4選手が全員が見事にタイトルを獲得した。投打ともに活躍した助っ人たちの力を借りて、CS突破といきたいところだ。

 先発のメッセンジャーは中日の山井と並び、13勝を挙げた。226奪三振もマークし、2年連続の最多奪三振のタイトルを受賞した。

 今年、韓国プロ野球から加わったクローザー、呉昇桓(オ・スンファン)は39セーブで来日1年目からセーブ王と期待に応えた。なお、最優秀中継ぎは福原で阪神勢が奮闘した。

 打点王にはゴメス。109打点で虎打線の4番打者として勝負強い打撃を披露した。来日が遅れるなど、2月当初はどうなることかと思われたが、勝負強さだけでなく、出塁やチャンスメークもできる万能外国人だった。

 そして5年目で意外にも初タイトルとなったのがマートン。3割3分8厘をマークし、うれしい初受賞となった。

 シーズン後半にチームは失速してしまったが、この外国人4選手がプレッシャーの中、安定した活躍を見せたのが2位死守につながった。最強の外国人カルテットのCS以降の活躍にも期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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