ダルビッシュが大谷の二刀流に持論 「二刀流では絶対メジャーに行けない」

田中将大は「投手・大谷」の2年目に驚く 「すごい成長スピード」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手とヤンキースの田中将大投手の対談の模様をテレビ朝日系の報道番組「報道ステーション」が24日に放送した。前夜の放送に引き続き、ソフトバンク新監督就任が決まっている工藤公康氏が司会を務め、日本ハムの大谷翔平についても語った。

 大谷はプロ2年目の今季、日本プロ野球最速タイの162キロをマークし、11勝4敗。打っては10本塁打と、日本球界初となる同一シーズンでの「2桁勝利&2桁本塁打」を成し遂げ、大きな話題となった。

 プロ2年目を終えた20歳について田中は「ピッチャーとして今年ここまでよくなっているのは正直驚いた。すごい成長スピード」と話し、二刀流についても「なかなかできることではない。納得するまでやればいい」とエールを送った。

 一方、ダルビッシュは二刀流について持論を展開。「プロ野球の人気を考えれば見ていて面白いし興味があることになると思うけど、本人がメジャーに行きたいと思った時は絶対に足を引っ張ることになる。二刀流では絶対メジャーに行けないじゃないですか」とし、「本人のことを考えるんであれば日本ハムは絞らなければいけないという風にはずっと思っています」と話した。

 また、投手と打者のどちらに絞るべきかについては「ピッチャーですよ」と即答。「ナンバーワンになれる可能性があるとしたら投手なので。ナンバーワンになれる可能性を取ったほうがいい」と話していた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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