ヤクルト由規の弟、福島の貴規がトライアウト参加 「上のレベルの世界へ」

2014年限りでヤクルト戦力外、「この1年間で学んだことはたくさん」

 ヤクルト・佐藤由規の弟の貴規外野手が30日にブログを更新し、10日の12球団合同トライアウトに参加することを明かした。

 兄と同じ仙台育英高で甲子園に出場した貴規は、2010年の育成ドラフト3位でヤクルトから指名を受けた。しかし、支配下選手登録されることなく、2014年限りで戦力外に。今季は独立リーグの福島ホープスでプレーし、73試合で打率3割2分6厘、4本塁打、39打点、23盗塁の成績を残していた。

 すでに、トライアウト参加について報じられていた貴規は「僕の口から報告させて下さい」として「11月10日、、12球団合同トライアウトに参加する事に決めました!」と明かした。

「今独立リーグで1年間新しい仲間とプレーをして、今回のドラフトで僕のチームから選ばれることはなかった。。仲間が選ばれず、悔しがっているのも今回すごく感じました。このチームからまた上のレベルの世界に戻りたい…。そう、今回のドラフトで思い、参加する事に決めました」

 こう強い決意を明かすと「1年間厳しい環境でやれたこと、この1年間野球をやっていく中で、仲間や周りの環境から学んだことはたくさんありました」と、自身の成長について綴った貴規。最後は「応援よろしくお願いします!!!!」と締めくくった。

 兄の由規も故障からの復活を目指して奮闘中。来季、兄弟そろって大きな一歩を踏み出せるだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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