日ハム武田勝が引退表明 30日にセレモニー「笑顔で送り出してください」
今季限りで引退、「まだまだやりたいという気持ちがなくなったのが理由」
日本ハムは23日、武田勝選手(38)が今シーズン限りで引退することを表明したと発表した。30日(金)のロッテ戦(札幌ドーム)終了後、引退セレモニーを開催する。
武田は2005年の大学生・社会人ドラフト4巡目で日本ハムに入団。プロ11年間で通算243試合に登板し、82勝61敗1セーブ15ホールド、防御率3.02の成績を残してきた。今季は1軍登板はなしとなっている。
武田は球団を通じて「11年間、幸せな時間でした。本当にありがとうございました。ここ2、3年は自分はまだまだできる、誰にも負けないつもりでやってきましたが、だんだん若手を応援している自分に変わってきて、まだまだやりたいという気持ちがなくなったのがユニフォームを脱ぐ理由です。ルーキーの年から使っていただき、チームとともに、ファンとともに成長させてもらって気づいたら武田勝は大きくなっていました。ファイターズは僕を導き出してくれ、成長させてくれ、いい仲間とめぐり合わせてくれたかけがえのないチームです。11年、スピードも身長も筋力もなくプレーしてきましたし、まずはこの体を休めたいと思います。9月30日の引退セレモニーではファンの皆さんも笑顔で僕を送り出してください」とコメントした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count