日本ハム、大谷翔平で優勝決めるか? 大一番は投手一本で勝負!

花巻東の先輩・菊池と投げ合い「しっかり抑えて勝ちます」

 日本ハムの大谷翔平投手が28日の西武戦(西武プリンスドーム)で先発登板する。3年連続2桁勝利となる10勝目と、チームの優勝がかかった大一番。ここまで7戦全勝中の「リアル二刀流」ではなく、投手一本で臨む。

 大谷の今季西武対戦成績は2試合登板、0勝2敗、防御率6.00。5月8日(西武プリンス)では、6回で10奪三振も今季ワースト10安打で4失点。同15日の西武戦(札幌ドーム)でも6回で11三振を奪ったが、7安打で今季ワースト5失点(自責点4)。それぞれ3敗目と4敗目を喫した。

 西武の主力打者では秋山翔吾は打率.250(8打数2安打)、浅村栄斗は打率.200(5打数1安打)、中村剛也は打率.143(7打数1安打)に抑えている。その一方で、栗山巧に打率.750(4打数3安打)、メヒアには打率.667(6打数4安打)と打ち込まれている。まだ状態の上がっていなかったシーズン序盤の投球とはいえ、不安の残る数字だ。

 この日の試合前、栗山監督は「(西武先発は菊池で)左投手なので。かなりしっかり投げて勝たせる準備をしてきた。必死になって勝ちに行くだけ」と期待した。花巻東高の先輩にあたる西武・菊池雄星と投げ合う大谷は「しっかり抑えて勝ちます」と意気込んでいる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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