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「日本一カッコいいチームを―」 異色のクラブチーム、東京メッツとは?

水原勇気、「野球狂の唄」。NPB初の女子プロ野球選手を主人公にした漫画のチームではない。紆余曲折を経て立ち上がった、現実のチーム。クラブチーム界での異端児、TOKYO METSに初めて足を運んでみた。

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かつてのロッテファン集団が作った異色のチーム、その可能性に迫る

 水原勇気、「野球狂の唄」。

 NPB初の女子プロ野球選手を主人公にした漫画のチームではない。紆余曲折を経て立ち上がった、現実のチーム。クラブチーム界での異端児、TOKYO METSに初めて足を運んでみた。

 誤解を恐れずに言うならば、賛否両論あるチームだろう。メッツは立ち上げ、そして現在に至るまで異色のチームだ。かつてのNPB千葉ロッテマリーンズ(移転前のオリオンズも含め)からの応援団、そしてファン集団が作った。

「野球界に応援の新風を巻き起こした」と言われたマリーンズ・ファン(一部ではサポーターとも言われる)。チーム、関係者と一体となった応援を繰り広げ、05年には日本一にも上り詰めた。

 だがその中でいくつものひずみも生じ始めた。チームとの方向性の違い、フロントへの抗議活動の方法論……。09年、ファンの中でも「ボタンの掛け違い」が生まれる。結果、当時の応援団は解散。熱くサポートしていた集団「MVP」もスタンドを去った。

 翌年の10年に再びマリーンズが日本一になったのは、なんとも皮肉なことであった。一念発起した旧応援団や「MVP」の有志たち。「ファンの声がストレートに届く、そして日本一クールでカッコいいチームを……」。今のこのご時世では、照れくさくなるようなコンセプトを掲げ、メッツは誕生した。

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