日ハム斎藤佑、4日今季初先発へ「逃げていても仕方ない。不安を力に変える」

日本ハム・斎藤佑樹【写真:荒川祐史】
日本ハム・斎藤佑樹【写真:荒川祐史】

ショートスターターの可能性も「交代と言われるまで1人1人抑えるしかない」

■楽天 – 日本ハム(4日・楽天生命パーク)

 日本ハムの斎藤佑樹投手が4日の楽天戦(楽天生命パーク)で今季初先発に臨む。この日はキャッチボールなどで最終調整。「与えられたポジションで、自分のやるべきことをやるしかないので。1イニング1イニング、という気持ちで」と言葉に力を込めた。

 シーズン開幕までの最長は3イニング。今季初先発は先発投手に短いイニングを託す「ショートスターター」として起用される可能性がある。「起用法は監督、コーチに任せて。僕としては目の前の打者を交代と言われるまで1人1人抑えるしかない。1つでもアウトを取れるようにしたい」と意気込みを語った。登板日の予想気温は最高12度。寒い中での投球となる。「毎年この時期は鎌ケ谷で投げていて何度か経験がある。あまり気にしないように」と話した。

 この日は広島から楽天へ移籍した早大の同級生・福井優也が先発する。「人を心配している余裕はないんですけど、刺激になることはたくさんあります。福井に負けないように頑張りたいです。必死になるのは(西武・大石を含めた)3人それぞれ違う。頑張っている姿は刺激になる」。

 3月29日のオリックスとの開幕戦(札幌ドーム)では2点ビハインドの8回から3番手として救援。開幕投手を務めた12年以来の開幕戦登板は1イニングを1安打無失点に抑えて、直後の同点劇を演出。チームの延長10回サヨナラ勝ちに貢献した。「不安はずっとありますけど、不安ばかり持って逃げていても仕方ない。力に変えられるように」と誓った。

(Full-Count編集部)

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