ヤクルト由規が育成契約 過去に支配下→育成から復活した選手は?
育成契約から復活を目指す由規
ヤクルト・由規は育成選手から復活を目指す。
由規は仙台育英から07年高校生ドラフト1位でヤクルト入り。高卒3年目の10年に12勝9敗、防御率3・60をマークしたものの、その後は度重なる右肩痛に悩まされた。13年に右肩クリーニング手術を受けた。
今季は春季キャンプで1軍スタートとなったが、5月に右肩痛を再発。1軍マウンドからは11年9月3日の巨人戦(神宮)を最後に遠ざかり、10月上旬に育成契約の方針を伝えられたという。
育成選手での再出発となる最速161キロ右腕。過去に「支配下→育成→支配下」を経験した選手の中には、米大リーグで活躍する投手もいる。
○チェン・ウェイン投手(オリオールズからFA)
国立体育学院在学中の2004年に中日に入団。左肘の疲労骨折とリハビリのために07年は育成選手となったが、08年に支配下登録選手に戻ると、来日初勝利を挙げるなど7勝6敗。09年は防御率1・54で最優秀防御率のタイトルを獲得。11年オフに米大リーグ・オリオールズへ移籍。4年目の今季は11勝8敗、防御率3・54だった。日本通算36勝30敗、防御率2・59。メジャー通算46勝32敗、防御率3・32。