日ハム栗山監督が明かす 史上2人目200ホールド達成した宮西の「凄さ」とは

1イニングをパーフェクトで達成、タフな左腕に「ただただ、感謝しかないです」

 日本ハムの栗山英樹監督が14日、史上2人目の通算200ホールドを達成した宮西尚生投手の「凄さ」を語った。

 宮西は西武戦(札幌ドーム)の7回から3番手としてリリーフ登板。先頭の代打・外崎を空振り三振に仕留めるなど1イニングをパーフェクトに抑え、巨人・山口鉄也以来の快挙を達成した。

 中継ぎはスポットライトの当たりづらいポジションだが、連投は当たり前。人一倍のタフさが求められる。それだけに、試合後の栗山監督の言葉には感謝が詰まっていた。

「中継ぎというのは無理な使われ方をする。長くやるのは本当に大変なポジション。その中で、安定して数字を残すことは本当に凄い。いかにベンチにとって、チームにとって大きいか。監督である立場の人はみんな分かっていると思う。ただただ、感謝しかないです」

 07年大学・社会人ドラフト3巡目で日本ハム入り。入団から8年連続で50試合以上に登板している。栗山監督が宮西の凄みを感じたのは昨季だろう。長年酷使した左肘が開幕前に悲鳴。昨オフに手術することとなったが、15年シーズンは万全でない中で50試合登板、3勝3敗、防御率2.70とまずまずの成績を残した。

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