イチローの高度な打撃技術に米解説者が脱帽 「まるでテニスをしてるよう」

敵地中継でもキャリアに敬意、「アメージングな成績の1つが10年連続200安打」

 マーリンズのイチロー外野手は15日(日本時間16日)、敵地カージナルス戦の8回に代打で出場。センター前ヒットでメジャー通算2991安打として、3000安打に残り「9」とした。敵地セントルイスのメディアは、イチローの華麗なバッティング技術に脱帽。「まるでテニス」「好きなところにボールを飛ばせる」と絶賛している。マーリンズはイチローが同点のホームを踏み、9回には勝ち越しに成功。7-6で勝利した。

 後半戦初戦、イチローは5-6と1点のリードを許した8回1死走者なしの場面で出番を迎えた。セントルイスで中継を行っている「FOXスポーツ・ミッドウエスト」の実況は、打席に立った背番号51をこう紹介した。

「日米通算4257安打でピート・ローズのメジャー通算安打記録を超えています。(ピート・)ローズは同意しませんが、いずれにしても、彼は殿堂入りする選手です。新人王、MVP…アメージングな成績の1つが10年連続での200安打達成です」

 さらに、外野手としてゴールドグラブ賞8度受賞のカージナルOB、解説のジム・エドモンズ氏は「見ていて信じられない選手です。何年経っても変わりません。彼は打席でいいバッティングを続けているのです。ずっと」と相槌を打った。

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