インディアンス村田、同僚のWS進出祝福 “相棒”の新人左腕好投「嬉しい」
好投見せた24歳左腕は「キャッチボールのパートナー」、自身の状況には悔しさも
今季、インディアンスのマイナーでプレーした村田透投手が19日(日本時間20日)にワールドシリーズ進出を決めた同僚たちを祝福した。
インディアンスはこの日、ブルージェイズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦で3-0と完封勝ち。対戦成績を4勝1敗とし、1997年以来19年ぶり6度目となるリーグ優勝を決めた。今季メジャーデビューした24歳左腕メリットがプレーオフ初先発を果たし、重量打線相手に4回1/3を2安打無失点に抑える好投。ショー、ミラー、アレンとつないで完封リレーを達成した。
2011年からインディアンスとマイナー契約を結び、昨季初のメジャー登板を果たした村田は同日、自身のブログを更新。「アメリカでのプレーオフを見ていますか? インディアンスが今日の試合で勝ちワールドシリーズ進出が決定しました。たくさんの選手が一緒にやっていたので嬉しいところでもありますがそこに入って貢献できていないのは残念でもあります」とチームの躍進を喜びつつ、今季メジャーに昇格できなかった悔しさもにじませた。
また好投したメリットについて「今日の先発だった投手は今年のシーズン中にキャッチボールのパートナーだったので彼がいいピッチングをしてくれたのでは嬉しく思っています」と祝福。「次のワールドシリーズでの好投を期待します」とエールを送った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count