ドラ1は12球団中10球団が投手 「高校BIG4」のうち3投手が1巡目で消える

156キロ右腕・田中正義は5球団の競合の末にソフトバンクが交渉権獲得

 2016年のドラフト会議が20日、都内で行われ、12球団のうち阪神と巨人を除く10球団が1巡目で投手との交渉権を得た。最大の注目を浴びた156キロ右腕・田中正義投手(創価大)は5球団の競合の末にソフトバンクが交渉権を獲得。また「高校BIG4」のうち、今夏の甲子園V右腕・今井達也投手(作新学院)をはじめ、寺島成輝投手(履正社)、藤平尚真投手(横浜)の3選手が1位指名を受けた。

 オリックスは山岡泰輔投手(東京ガス)、楽天は藤平、ヤクルトは寺島、西武は今井、阪神は大山悠輔内野手(白鳳大)を単独指名。150キロ右腕・柳裕也投手(明大)は中日とDeNAが競合し、中日が引き当てた。

 また、156キロ右腕・田中はロッテ、ソフトバンク、巨人、日本ハム、広島の5球団が競合。抽選の末にソフトバンクが交渉権を獲得した。

 さらに外れ1位では153キロ右腕・佐々木千隼投手(桜美林大)にロッテ、DeNA、巨人、日本ハム、広島の5球団が集中。ロッテが引き当てた。

 外れ外れ1位では日本ハムが堀瑞輝投手(広島新庄)、DeNAが濱口遥大投手(神奈川大)、巨人が吉川尚輝内野手(中京学院大)、広島が加藤拓也投手(慶大)を指名し、交渉権を得た。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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