マー君は楽天残留!? 米紙が報道

田中のメジャー挑戦は来シーズン後になる

 新ポスティング制度導入により、今オフのメジャー挑戦が不透明になっている楽天の田中将大投手(25)だが、このたび、ニューヨーク・ポスト紙のヤンキース番で有名なジョージ・キング記者が来季日本残留の論陣を張り、米国で話題となっている。

 楽天関係者によると田中のメジャー挑戦は早くても来シーズン終了後になるであろう、と報じている。ヤンキースなどメジャー複数の球団が狙う田中の来季楽天残留の根拠は、やはりポスティングの制度変更だ。

 以前はポスティングにかけられた選手に対するメジャー側の入札額に制限はなかったが、新制度では最高2000万ドル(約20億円)に制限された。最高入札額で並んだ場合、選手はその複数球団と交渉を持てるという、メジャー球団と選手に有利な契約内容に変わっている。

 米国でも田中の去就に関しては様々な憶測が出ている。ヤンキースをはじめメジャー各球団も田中がマーケットで出ない場合は、強化戦略の見直しを迫られることになるからだ。今季24勝無敗で防御率1.27という日本プロ野球で残した圧倒的な数字と実力から、田中に対する注目度は、移籍市場で依然として高い。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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