米スポーツサイトが各メジャー球団の「マー君必要度」の格付けを特集

MLB公式HPにも掲載

 ポスティングによるメジャー挑戦を目指す楽天の田中将大投手はメディカルチェックのために渡った米国で複数のメジャー球団と面接したとされている。昨年パ・リーグで24勝0敗1Sと圧倒的な成績を残して楽天を日本一に導いた右腕は、最高2000万ドルの入札金を提示するだけで交渉可能となるポスティング制度により、12とも言われるチームが争奪戦を繰り広げているが、本当に必要性の高い球団はどこなのだろうか。米スポーツサイト「スポーツオンアース」のマー君必要度の“格付け特集”がMLB公式HPに掲載され、話題を呼んでいる。

 この特集では最高ランクのCritical Need(絶対必要)、Optional Move(オプション程度)、Luxury Item(贅沢品)の3ランクに分類。実際に田中の獲得に動いているかとは別に、純粋な必要性で格付けされている。以下はその格付けと寸評だ。

【絶対必要】

■オリオールズ
 オリオールズの登録選手で現在必要なものはクラブが10年間に渡り育成に失敗してきた部分。それはエースピッチャーだ。期待の右腕ケビン・ガウスマンが2013年シーズンにパッとせず、来季の役割も未確定。速球派右腕ディラン・バンディもトミー・ジョン手術からリハビリ中だ。来季の先発ローテーションでは現状ポストシーズン進出には物足りないだろう。田中はチームが必要としている若い才能だ。しなしながら、(資金不足の)オリールズは当然田中のポスティングによるメジャー挑戦決定翌朝に早々と争奪戦参戦を否定している。

■ヤンキース
 ヤンキースの先発ローテーションは真のエース不在のままシーズンに突入することになる。黒田博樹は去年結果を残したが、彼は今年2月で39歳。結果を出し続けることができるか悩むべき段階にさしかかっている。C.C.サバシアは昨季、彼らしからぬパフォーマンスだった(2005年以来初の防御率4点台)。サバシアはまだ32歳だが、20歳からメジャーでフル回転を続けており、同年代のピッチャーよりもその腕には遥かに勤続疲労がある。イバン・ノバは比較的、いいシーズンと酷いシーズンの繰り返し。マイナーに先発陣の主軸を期待できる逸材もいない。その中で、田中はヤンキースに完璧にフィットする。Aロッドの出場停止処分決定により、バジェットをオーバーすることなく田中とサインできることになった。

■エンゼルス
 エンゼルスの投手陣は壊滅的だ。(2010年に引退表明し)2008年から公式戦で投球機会のない36歳の左腕マーク・マルダーと今年、100万ドルで契約し、その後の活躍次第で600万ドルまでの昇給を認めてしまったほど。ファームから危機的状況を救う人材もいない。オーナーのアーティ・モレノ氏は嬉々として溝にお金を捨てることを自ら証明してしまった。さらにロサンゼルスにおけるブランディングを巡るドジャースとの覇権争いにも大枚をつぎ込んでいる。そして、そのドジャースも田中に興味を示している。

■ダイヤモンドバックス、アスレチックス
 この2チームも「絶対必要」のカテゴリーに入るかもしれない。

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